手札について

手札の枚数

手札とは、その名の通り今手元にあるカードのことで、
このゲームは手札を使用して相手のライフを0にします。
まず手札の重要性について確認しましょう。

手札とはプレイヤーが何かカードを使うとき、一番にここからカードを使います。
手札はプレイヤーが何か行動を起こせる基本的な回数だと思ってください。
手元にカードが置いてあるというのは、一番安全な場所にカードがあるのです。
手札から相手が好きなカードを選んで墓地に落とすのに
1000ポイントのライフが必要なことからもそれが伺えます。(押収の話)
よって、重要なコンボのパーツカードは基本的に手札にあります。
モンスターを2体使う場合は 片方はフィールドに出さなければなりません。
トラップを使う場合は最低1ターンフィールドに伏せて置かねばなりません。
が、それはコンボのパーツがそろったときの話。そろうまでは破壊されて困るカードは手札においておくのです。
別にコンボでなくてもいいんですが・・・たとえば大嵐。
こういう大型魔法には発動のタイミングという物があります。
相手がたくさん伏せてて、自分が伏せてないときに使えば最大限の効果が見込めるカードです。
モンスターも、たとえばブレイカーは自分が何か伏せてあって、相手に伏せがないときは出しづらい物です
(心変わり等で奪われたとき損するため)
このように、どんなカードでもそれぞれ「使うタイミング」という物が存在します。
それを満たすまで待つのは、手札が一番安全なわけです。
フィールドとは、カードを破壊し、破壊される場所です。


手札の枚数と種類

カードを使えば手札は減ります。当然のことです。
減ったカードを増やすのは、魔法だとかトラップだとか効果だとか色々ありますが、
基本的にはドローです。
自分のターンの初めにデッキの一番上からカードを1枚手札に加えます。
基本的にあいてはそのカードを確認できないわけで、引いたカードで戦術を組み立てるわけです。
当然ながらデッキはシャッフルしてあるため、自分がデッキに入れていて、今までデッキから出てないカードが
ランダム(まぁ調整したりもできますが)に手札に加わるわけです。
これが基本的な行動の原料なわけだから、デッキはバランスよく、或いはすごく尖らせて作らないと、
今の環境では不要なカードを多数引いたりして、いわゆる「事故」という状況になります。
行動の原料なので、手札が多くなればなるほど相手にはプレッシャーがかかります。
それだけの行動がとれるという意味です。
当然実際は今は不要なカードが手札に数枚混ざることもあるが、それは相手には見られるまで分かりません。
現在手札を見る効果を持つカードは限られ、それらのほとんどは何らかのリスクが付いて回ります。
つまり 安易には見られる必要性はなく、またたとえ見られたとしても枚数が多ければそれらすべてを防ぐのは困難になります。

が、たとえば手札がすべてモンスターだった場合、それを防ぐのは簡単です。
モンスターというのは一般的に1ターンに1枚しか出せません。
よって、手札にモンスターが5枚あっても 1ターンに1枚しか出せないため、
相手は1ターンに1枚モンスターを掃除していけばいいわけです。
モンスターがいない場合も対処は簡単です。
ほっとけばいいんです。
相手がモンスターの攻防を主体に置くデッキの場合、モンスターがいないということは、攻め手がないと同意です。
実際、枚数は大事ですが、場合によればそれ以上に手札はバランスが大事です。


事故に対する対処

事故はどうしても起こります。どんなデッキを使っても必ず起こります。
たとえ世界チャンピオンのデッキを使っても100回デュエルすれば1〜2回は事故を起こすでしょう。
ただし、起こる可能性は減らすことができますし、たとえ起きても対処できるデッキ構成は存在します。
リロードや手札抹殺をはじめ、苦渋の選択、増援、白兵戦お手伝いロボ等がそれです。
それぞれ手札の入れ替えやサーチ(デッキから必要なカードを手札に加える、或いはフィールドに出す効果)効果があります。
これらを使うことで事故はある程度減らすことができます。
が、バランスのよいデッキ構築があればそれらに頼らずとも事故を減らすことができますし、たとえ起こっても対処できることもあります。
上にも書いたとおり、このカードゲームは基本的に手札の増え方はランダムですが、当然ながらデッキに入ってないカードは引きません。
まずは「このカードがないと役に立たないカード」より「いつきても大丈夫」なカードでデッキを組むことをおすすめします。
そうすることで事故は絶対減ります。
発動するタイミングを制限されないカードは強いのです。

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