サイドデッキのススメ+α

サイドデッキの考え方

サイドデッキ、皆さんつくっていますか?
今現状でサイドデッキは非常に重要な役割を占めています。
俺は作ってなかったので非常に痛い目を見ました。
サイドデッキは作りなれておかないといざ作れといわれても作れません。
ココでサイドデッキは一体どうやって作り、どうやって使えばいいのか、
俺の経験と共に語っていきたいと思います。

まず俺は今年の夏突入前まで作っていませんでした。えぇ一軍でも。
元々大会に出ないし、マッチ自体ある人の殴りデッキ以外戦わなかったので、必要ないと思ってましたし、軽視もしてました。
ある日、これまた名前は伏せますが、普段やってる人と別の人とマッチで勝負することになり、
まぁ普段やってる人はサイドなんて使わないので、サイドの対応力と言うのを十分に分かりました。
つまるところ初戦を取ったのに2〜3戦目、サイドで逆転されたわけです。
まぁそういうことでサイドの重要性に気付き、今にいたるわけで、
サイドチェンジさえしっかり出来ればこのような事態は防げたかもしれません って事ですよ。


サイドデッキを作る

とりあえずサイドデッキの作り方を…
まず、サイドデッキには作るタイミングと言うのが有ります。
というか 正確には早く作るのは賛成しかねます。
サイドチェンジがデッキコンセプトのデッキを除き、通常の「相手のこのカードに対応するサイド」は早く作るのは良くありません。
まぁ何故かといわれても、労力の無駄と言うのが…
とりあえず、デッキには「この系統のデッキ相手ならサイド対策しなくても勝てる」というデッキや、
「この系統のデッキには対策しとかないと手が出ない」という、まぁ普通に考えてそういうデッキが存在します。
で、メインデッキのみで対処できるデッキの場合、サイドチェンジは不要なわけです。よってそれメタにカードを入れる必要性がなくなります。
また、当然普通じゃ対処出来ないデッキには、サイドデッキの大部分をそのデッキのメタとして使うわけです。
当然それらのデッキはどれが対処できるデッキか、或は否かは、結局の所やってみるのが一番いいわけですし、
案外このカードが動くから対処がいらないと言うデッキも出てきます。
また、メインデッキは作った当初は色々入れ替えるもので、その結果サイドのカードが枚数制限に引っかかって抜くなど対処が必要です。
当然ながらそれらのデッキで大会にいきなりでる事も少なくなると思われるので、デッキ作りたての場合は、
シングルで自分のプレイングの確認とメインデッキの調整に的を絞るのがいいでしょう。
で、デッキの対処が必要なカードが把握できたら、それ用のカードを入れていくわけです。

で、実際サイドデッキに入れるべきカードを数枚書いておきますので、参考にドウゾ。

王宮のお触れ

ロックやトラップ主体のデッキを動作不能にさせる。
普通に強い上に入れ替える際は自分のトラップを抜けばいいので、抜くときに悩まなくて済む。
トラップ主体のデッキ以外は入れてしかるべきカード。

禁止令
あるカードに頼ったデッキ、或はコンボ主体のデッキ相手に重宝。
上手く使えばお触れ同様相手の行動をストップさせることが出来る。
ハンデスと相性がいいが、無理して入れるほどのものでもない気がする。

神の宣告
大抵のカードを止めるスゴイ奴。
サイドで入れるべきなのは言うまでもない。
一気に仕掛けてくるデッキ相手に

ココまでに書いたものは、殆ど1KILL対策としても役に立つ。
とりあえず入れて置いて損はないカードたち。

カイクウ
なんか除外して効果を発動するカードを多用するデッキ、或は除外デッキなどに重宝。
忍者や開闢を初めとする精霊モンスターに対して耐性がある。

メビウス
対ロック、対トラップデッキに。
永続2枚打ち落とせばそれだけでアド+1 戦闘でさらに+1。稼げますよw

砂塵の大竜巻
メビウスと同じく。
生贄確保が難しいデッキなどはこちらを利用すると良い。サイクロン制限の埋め合わせ

サンブレ
とりあえずなんでも破壊できるので、永続系が多いデッキ、
或はフィールドに残るモンスターが多いデッキに効果的。
アタッカーが多いデッキはつり天井の方がオススメ

つり天井
対ロック系デッキ、対ウィニーに効果的
相手の表モンスターが増えるデッキでは大量破壊が可能。
ショッカーには注意。サイクロン、お触れにはチェーン可能。

ラヴァゴーレム
対ロック。それも攻撃ロックに効果あり。
自分のカードの効果で攻撃出来ないところを眺めるのは気分がいいです。
ついでに相手のステバとか破壊できるので一石二鳥。

ロスト
ウザったいキラスネやナイトアサシンの対処に。
アサシン効果にチェーンすれば、それでアサシンの効果を無効化できます オススメ

キラスネ
対ハンデス。ほかのカードでもいいけどね。
ハンデス対策は地雷の多い現在の環境では、サイドよりはメインデッキとプレイングで対応したい。

とりあえずこれくらいの候補からサイドデッキは適当にチョイスしてえらぶのが妥当です。
また、当然ながらこれ以外のカードでも使えると思われるものは試しに入れてみるのがいいでしょう。
とりあえず、俺がココで上げたカードは一例ですので、好きなカードをためしに入れてみることです。
ココで上げたカードは対策としてのカードであり サイドデッキは何らかのカードの対策以外にもつかうべきものがあります。


禁止令理論

禁止令の使い方。
サイドデッキの最有力カードの1枚ですが、何に使うのか、どうやって使うのか具体的に分からない人も多いことでしょう。
また、殆どの人が入れていたサイクロンが制限となったため、サイクロンを指定する必要性がなくなったのも問題です。
更に問題なのは、その結果「伏せ除去手段が多様化したため、禁止令で指定するカードを指定しても除去され易い」という事です。

サイクロンが制限になったので、伏せ除去能力はたぶん殆どのデッキで対処が施されたはずです。
しかし、それでも多分、昔のサイクロンのように簡単には行かないはずです。
例えば砂塵の大竜巻なら1ターンまたなければなりません。
つまり1ターンは禁止令が維持されると言うことです。
メビウスは生贄が必要です。 当然生贄が無くても場には出せますが、効果は起動できません。
そのようにそれぞれの効果にはある程度の誓約がついてきます。
制約のないブレイカーやサイクロン 大嵐はそれぞれ制限なので昔みたくぽんぽん打たれることはないと思われます。
また、ほぼ確実に1KILLを止められることも魅力的です。
サイクロンが入った1KILLは1KILLと呼びません(笑

問題は何を禁止するかですが、それには相手のデッキを把握するのが一番です。
今抹殺の使徒を入れるなら理由はこれしかありません。
相手のデッキを把握し、使用しているカードを数種類把握することです。
まぁ相手はサイドデッキでキーカードを抜いてくる可能性もあるので、補助的モンスターも数種覚えておくといいでしょう。
例えば場もちのいい星4モンスター等ですね。
で、把握したにしろしてないにしろ、マッチ2戦目から禁止令を投入。さてどうするか。
まずはブラフを伏せます。 禁止令は5ターン目以降に使いたいものです。
では 禁止令で宣言するべきカードをある程度列挙しますので 参考にドウゾ

デッキのキーカードを落す
まぁ当然

手札を見れるなら見てから使う
これまた当然。除去されるかどうかも確認できるし、
同時に相手のカードの確認が出来るため禁止するカードの目安になる

モンスターを宣言する
宣言されたカードは場に伏せることが出来ません。
つまり 壁にさえならないわけです。

上に続く、フィールドに残り易いモンスターを宣言する
フィールドに残り易いモンスターを3枚積みして居る場合、それに過信してる場合が多いです。
例えばステバとマシュマロ3積みのロックデッキの場合、ほかのモンスターの場もちがイマイチのことが多いです。
或はモンスターの数自体少ないことの方が多いかな?ロックデッキの場合。

自分の現状で使われると困るカードを宣言
例えば伏せが多いときに大嵐を宣言することは安全を確保するためには重要なことです。

魔法とトラップの宣言、どちらかに迷ったらトラップを
禁止令を相手が破壊するタイミングが重要。
このカードを選択して破壊した場合、すぐ伏せたカードの中に宣言したカードが入って居る可能性が高い

まぁこんな感じです。
参考になればありがたいです。

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