新制限(9/1)の前のミーネ様は正直死デッキ要員でした。
サーチするのは自分と同じ名前のカードばかりで、なんか倒されそうになったら死デッキで逃げる。
基本的に開闢 混沌の2種を封じるためとはいえ、単純にアタッカーが全滅する死デッキウィルスは、
それだけで相手にプレッシャーを与えるが、デッキ破壊はそれだけじゃなく実質3ターン手札を確認しつづける。
そのため何らかのカードに対し、前持った処理が可能で、相手は小細工が通用しなくなる。
まぁそういう分けで死デッキ3積みバンザイな時代でしたが、その死デッキが新制限となった現制限、
つまるところ最大の搭載理由である「増える媒体」の必要性が問われる時代となりました。
当然と言えば当然ですがね。デッキに1枚なら媒体が2枚も3枚も手札にあってもいらないのです。
必要なのはサイエンティストなどのように「単体で使え、なおかつ死デッキの媒体ともなれるカード」と
死デッキ媒体は移り変わっていきました。 チャンチャン。
が、ミーネが生き残る道は一応まだあったりします。
それはサイクロン制限。
具体的に何かと言うと、サイクロンは言わずと知れた対ロック、対バーンに優れ、
ブラフとしての性能も高く、何より相手のトリガートラップを無条件で破壊していたカードです。
が、その速度が速い万能伏せ除去がウリだったサイクロンが制限となり、魔法での万能除去は厳しくなりました。
結果モンスターとトラップでの魔法、トラップ除去が必要となったわけですが、サイクロンの変わりは簡単には見つかりません。
で、まず普通に考えることで「王宮のお触れ」を3枚積めばトラップを警戒しなくて済む。
これはまったくもってそのとおりですが当然ながら自分もトラップが使えないため、
コンセプトにトラップが組み込まれているデッキには使いづらいわけです。
で、しょうがないからという妥協策が砂塵の大竜巻とサンダーブレイクです。
それぞれ竜巻は相手の魔法、トラップは破壊できるが、自分のものは破壊できません。
まぁつまり蜃気楼が破壊出来ないわけです。
ブレイクはモンスターも破壊できる万能カードですが残念ながら手札を1枚捨てちゃいます。
ここで普通ならキラスネを捨てたくなるわけですが、そう都合よく引けません。
また、ナイトアサシンも、当然ながら墓地に1枚落ちてないとアドヴァンテージで損するわけです。
で、考えついたのがミーネ使って見てはどうか?
死デッキは当然入れますが(笑) それだけではなく手札のコストとして役立ってもらおうと言う安易な考えです。
ちなみに わき道にそれますが死デッキ制限になったため、みなの対策が甘いことが多く、
1発決めたらそのまま押し切れることも多々有ります。
まぁとにかく、手札コストとしても役立ってもらおう と。そこまでいったんだよな。
ブレイクなら、相手のモンスターを除去することもできるため、こちらの攻撃を通し易くなります。
また、ミーネでサーチできるチックによる攻撃で相手の魔法、トラップを除去できるのも大きなポイントです。
ミーネは守備力が高いので、ある程度事故防止としても機能します。 まぁ2枚引いたら悲しくなりますがw
あとは戦士なので増援でサーチが効きます。これもポイントの一つでしょう。
が、俺がオススメしたいのは代償の搭載からのコンボです。
元々代償はアタッカーの召喚の横でついでにフィールドに出てきて、アタッカーで除去してミーネでダイレクト、効果起動。
このような流れを簡単に作り出すことが可能です。
ココで持ってくるのはゴーグなども面白いかもしれませんし、伏せを潰すにはチック、妥当にミーネサーチもいいでしょう。
で、ミーネは相手の攻撃にあわせて代償で生贄にするんです。
かなり気味が悪いのが砂塵の悪霊。減らない生贄と全体破壊のコンボ。ライフの消費は多少厳しいですがw
あなたは新制限で表モン全破壊って受けたこと有りますか? かなり厳しいものがありますよ。
また、 今引っ張りたてのゴーグを出すのもいいでしょう。
当然死デッキを使うことも頭に入れて置いてください。
また、当然ながらバトルステップにミーネを裏守備で召喚することも考えてくださいね。
攻撃力1800以下のモンスターしか居ない場合、ココで攻撃がストップします。
また、ミーネをサーチして別のモンスターを伏せる いわゆるサーチで相手にカードを見せることを逆手に取った戦術も取れます。
そして重要なのは 取られてもたいした損害を受けないと言うことです(笑。
そりゃ相手もミーネ入れてるならまた別でしょうが、まぁ今の時代この理論でも見てない限り滅多に入れてないでしょう(笑
そういう意味ではかなり便利なサーチカードではないでしょうか?
とりあえず組んで見たら案外面白かった みたいなカードは多分新制限になって増えたことだと思います。
ココまでの大幅改正が生み出す面白さはそう多くはないので、楽しめる間に楽しんで起きましょう。