チェーン

ルール系第2段と。まぁ上級者には読み飛ばすべき事項ですが(^^;;
チェーンとは、他のカードゲームでは知りませんが遊戯王の醍醐味の一つです。
まず基本的な概念から書いていきましょう。

チェーンってなにさ?

チェーンとは、相手と自分(自分だけでも可。当然相手だけも然り)が1回の行動に反応して
カードをどんどん使っていく遊戯王独自(?)のシステムです。
が、コナミがしっかりしないせい(とそれだけじゃないんですが…)で、色々デマが立ち回っています。
また、今後ルールが換わる可能性もありますので、2004/02/某のルールとして記憶に残して置いてください。

チェーンの使い方と処理

速攻魔法とトラップ全般は、「伏せることで相手ターンにも使うことが出来る」というルールがあります。
そういうルールがあるため、現在のルールでは「優先権」というものが存在します。
簡単に言えば、相手ターンにも使えるため、いっぺんにいきなりカードが使えると口論になりやすいので、
その優先権がある方がカードを使え、ないほうはこっちに優先権が移ってくるまでカードが使えません。
優先権のページで基本的に書いてあるとは思いますが、「基本的にターンプレイヤー」が優先権を持ちます。
そのため、基本的にターンプレイヤーじゃない方、用語忘れましたが其方は見てるだけとなります。
で、それだけじゃなくて、ターンプレイヤーが優先権を移る行為を取ると、
相手方に優先権が移ります。
その行為は「優先権」ページにありますので其方をご覧下さい。
とりあえず、その行為を取ることで、相手プレイヤーに優先権が渡ります。
その際伏せてある魔法、トラップを使うことが許されるわけです。
例えば、ターンプレイヤーが通常魔法の「ハーピィの羽根帚」を使う。
そうすることで相手方に優先権が移り、相手方は伏せてある自分の速攻魔法或はトラップを
使うことが許されるわけです。
それを使うとまた相手方(ターンプレイヤー)に優先権が移ります。
こうしてどんどん鎖のようにカードが1回の行動(ターンプレイヤーがハーピィの羽根帚を使う)に
使っていくことを「チェーン」と呼びます。
で、これまたよく使われる言葉で「チェーンは逆順処理」
つまり、発動された逆の順番で処理されます。
例に出しますと…
ターンプレイヤーの使用する場合の色
(ターンプレイヤーから見て)相手プレイヤーの使用する場合の色

>ハーピィの羽根帚発動
>>サイクロン発動(相手の場に伏せてある(リビングデッドの呼び声)に対して)
>>>リビングデッドの呼び声発動(自分の墓地にある黒き森のウィッチに対して)
>>>>両プレイヤー以降チェーン発動無し

このような鎖つなぎでどんどんつながっていくのがチェーンですね。
で、この処理は逆順処理されます。
>>>リビングデッドの呼び声処理:黒気森のウィッチ特殊召喚
>>サイクロン処理:相手(ターンプレイヤー)の場のリビングデッドの呼び声破壊。同時にウィッチ破壊。ウィッチ効果確定
>ハーピィの羽根帚処理:相手の場の魔法、トラップゾーンに置いてあるすべてのカードが破壊

>黒き森のウィッチ 効果
>>チェーン確認:なし
>黒き森のウィッチ 効果処理:自分のデッキから守備力1500以下のモンスターを手札に加える

と、こう処理されます。
ここで黒き森のウィッチの効果発動タイミングがチェーンから外れて新たなチェーンとして発動されています。
これは、「チェーンの処理として動き出した場合、その後カードの効果が何らかの形で誘発された場合、
そのチェーンブロック中でなく、処理が終了して新たなチェーンブロックの中で処理される」というルールの元があります。
つまり、チェーンの処理中にいきなり別のカードが割り込むことができなくなっています。

そういえば…チェーンを説明する上で非常に重要なことを忘れていました。
効果をもつカード(効果モンスター、魔法、トラップ全般)は、すべてスペルスピード(以下SS)と言うものがあります。
つまるところ、このカードに対してこのカードはチェーン可能か否かのチェックはすべてこれで判定されます。
基本的に…
SS1:単発発動が可能。すべてのカードに対してチェーン発動不能。スペルスピード2,3のどれにも当てはまらない効果すべてが対象
SS2:単発発動が可能。SS1或は2のカードに対してチェーン発動が可能。速攻魔法とカウンタートラップを除くトラップすべて。モンスターの誘発即時効果がこれにあたる。
SS3:単発で発動不能。基本的に発動機会が限定されている。すべてのSSにチェーンすることで発動可能。カウンタートラップがこれにあたる。

例出しますと…
>ハーピィの羽根帚
>>サイクロン(相手の伏せ対象)
>>>アヌビスの裁き
>>>>×:サイクロン(スペルスピードが間に合わない。アヌビスの裁き以降SS2のカード発動不能

デュエルのQ&A

このコーナー何かって? いやスペース空いたからさ…
チェーンのこと、優先権のこと、その他のことと色々よく見る質問を並べてみました。
どっちかと言うと超初心者より中級者くらいの方が対象。

Q.1:勅命にチェーンしてサイクロンを発動し、勅命を無効化できる?
A. 出来ます。

王宮の勅命は、「永続トラップ」カードなので、フィールドに残ることで効果を適用します。
(永続トラップ、永続魔法、装備魔法は「フィールドで残ることにより効果を発動するので、
適用時にフィールドに存在しないと無効化されることになります)
よって、
>王宮の勅命
>>サイクロン
逆順 >>サイクロン 王宮の勅命破壊
>王宮の勅命(場にないので不発)
となります。
Q.2:ならずもの傭兵部隊召喚に対して破壊輪を使えないってホント?
A. 時と場合によります

召喚と同時に効果を使う場合、「優先権が移る機会がないため、そのまま効果が発動します。」
また、効果の特性により、コストとしてならず者が生け贄として墓地に送られるため、
破壊輪はならず者に対して発動不能です。

ならず者召喚
>ならず者効果:ならず者生け贄
>>×:破壊輪(既にならず者が生け贄にささげられているため、対象に指定出来ない)

当然ながら、すぐ効果を行わない場合は、破壊輪を使うことが出来ます。
(優先権で生け贄コストとするカードをいきなり使われない場合、サイコショッカーがフィールドに居ない場合に限る)

ならず者召喚
>優先権でなんかターンプレイヤーが行動を起こす
>>破壊輪(ならず者を対象にする)
Q.3:神の宣告、昇天の角笛などの発動のタイミングと落とし穴等の召喚誘発効果の発動タイミングってどうなの?
A.カウンタートラップは召喚した直後です。召喚誘発効果は召喚後のチェーンブロックです。

召喚に対しては優先権は移りませんが、召喚後にチェーンブロックが発生します。

神の宣告、昇天の角笛などは、「そのチェーンブロックの発生前」に発動機会があります。

<モンスター通常召喚、条件特殊召喚の流れ>
条件特殊召喚の場合:条件特殊召喚をすることを宣言。
条件特殊召喚の場合:召喚条件に何らかの処理をする場合(開闢などは墓地からモンスターを除外)その処理をする。
条件特殊召喚の場合:王宮の弾圧などの発動機会。
モンスターをフィールドに出す
相手に「召喚を無効にするチェーン」の確認(神の宣告、昇天の角笛など)
ない場合、フィールドソースの処理。
「召喚に対するチェーン」の確認。落とし穴等の発動機会。永続効果(ワンフー等もこの機会だと思われる)
<以上>
Q.4:サイエンティストの召喚時に破壊輪された。効果>ドラゴンウォリアーで破壊輪を無効化できる?
A.召喚に対して破壊輪された場合はムリです。

まぁチェーンの基本ですが…
>サイエンティスト効果
>>破壊輪(サイエンティスト対象)
逆順処理
>>破壊輪処理 サイエンティスト破壊。両者ライフー300
>サイエンティスト効果処理。融合デッキからモンを1体出す。

ちなみにサイエンティストの効果は、キラートマト等と同じく処理時に出すモンスターを選択します