優先権について

優先権って何?

最近「優先権」という言葉を耳にします。
これは、チェーン等をするときに、どちらが先に発動できるか…
これを定めたルールらしいです。
いつ決まったか分かりませんが、デュエルに大きな影響を与えると思います。
では、とりあえず説明に入る前に、チェーンの概念を説明…


まぁこんなものでしょうか?
SSに対しての説明はいいですね。

優先権の具体的なお話

まず、優先権とは、先に書いたとおり、チェーン発動の順序です。
単純に書けば、これが無いとその地点ではチェーンできないと…
そういうわけになります。

基本的に優先権はターンプレイヤーが持っています。
つまり、待機しているプレイヤーは、いきなりクイックエフェクトを
発動することは出来ないようになっています。
つまり、妙なタイミングでトラップを発動する原作の遊戯の真似は、
OCGではルール違反となるわけです。
では、いつ魔法やトラップを発動できるようになるのでしょうか?
つまり優先権が移るのはいつか…

これは、下の行為を行った場合、ターンプレイヤーから待機プレイヤーに
優先権が移る事になります。

こう一通り見てみると、大体の行動でターンプレイヤーは
優先権を剥奪していますが、モンスターの通常召還だけ抜けています。
つまり、召還に対しては、チェーンが出来ません。
しかし、カウンタートラップは特別で、召還にチェーンできるそうです。
ですが、これでは召還にチェーンする「落とし穴」系統は使用不可能?
いえ、そういうわけではなく、ターンプレイヤーのチェーン不可能な行為の後に、
チェーンブロックが置かれるらしいです。
この機会に、相手の何らかの行為が無い場合は、
落とし穴をチェーンするということになるようでう。

さて、ここからが皆さんの知りたいところなのでしょう…
結局どこが変わったのか?(変わったという言い方は違うかもしれませんが…)
自分たちは一体どこを誤解していたのか…ここの話になると思います。
例を出して説明してみましょう…


優先権の例

例1)ならず者通常召還後、効果起動
いろんなサイトで取り上げられている例です。
破壊輪、月の書等ではこれは止めることが出来ません。
理由として、やはり優先権の話になるわけですが…

ならず召還。この地点ではまだターンプレイヤー…つまり召還したプレイヤーが
優先権を保有していることになります。
ここで、チェーンブロックが発生し、優先権を行使、ならず者の効果を起動。
これに対して月の書を発動したとしましょう。

>ならず者効果
>>月の書

チェーン的には、月で裏返って無効になりそうなものですが、ここはならず。
完全にはなしが違っていきます。
ならず者の効果は、自身をいけにえにするコストがあります。
自分では「発動コスト」と呼んでいます。止められても払うコストですね。
ジャマーの手札捨て、宣告のライフなど、かなりあります。
因みに、施しなどの止められたら払わなくていいコストを、
自分では「疑似コスト」と呼んでいます。
発動コストは、発動宣言と同時に支払うコストです。
これによりならず者は月の書を発動する地点ですでにフィールドに存在しません。
よって、月の書は発動時の対象選択が不可能と言うことになります。

では、もしもこれがブレイカーだとどうなるでしょう?

例2)ブレイカー通常召還後、起動効果発動
これもありきたり。
単純に管理人が考えるのがいやだからだと思ってくれればいいです。
この場合は、通常召還する地点で、まず魔法カウンタがカードに乗る、
誘発効果(だと思われるが)が起動します。
その地点で優先権が相手に移るので、その地点で月の書でも破壊輪でも
何を使っても破壊できるというわけです。

>ブレイカーの誘発効果
>>破壊輪、月の書等

こうなりますね。
因みに、誘発即時効果以外のモンスターの効果はSS1ですので、
破壊輪などにチェーンすることは不可能。
つまりこのまま破壊できます。
その時の破壊輪の場合のダメージですが、逆順処理で
カウンターが乗る前の破壊ですので、1600になりそうです。


感想

自分的にならず者最強仮説を立てたい気分です。
ほとんどとまりませんもの…ならずは…

それにしても月でとまらないとなると、理論サイトは…
月の書の理論をほとんど書きなおさなければならないのでは?
ご愁傷様です(ぁ

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